ホームランを打てるようになりたいんだけど握力は必要?自分は握力弱いから打てないのかな
バットを握る力が強くなると遠くまで飛んで行きそうなイメージがありますよね。
そして握力が無い自分にはホームランを打てないんだ・・・と落ち込んでいるそこのあなた。
安心して下さい。握力が無くてもホームランは打てます。
握力を鍛えたら飛距離が伸びるのか?というと実はそういうわけではありません。
握力だけで、ホームランが打てるなら関取はみんなホームラン王ですよね。
全盛期の頃の王貞治さんの握力は左右とも49kgぐらいだったとのこと。(一般人平均は47kg)
世界の王ですら一般人並の握力でホームランを量産してるのだから「握力が全て!」という訳ではないのです。
僕の草野球仲間にもホームランバッターはいますが握力は40kgも無いと言っていました。
握力は無かったとしてもホームランを打つことは可能なので安心して下さい。
もちろん、握力があるに越したことはありません。あって損は無いので。
無い方が良いというわけではなく、無くても大丈夫という話です。
ここからは握力とバッティングの関係性と、ホームランを打つために鍛える筋肉について解説して行きます。
握力とホームランの関係性
上でも簡単に触れましたが、握力は無い方がいい訳ではありません。
「握力がある人でも無い人でもホームランを打つことは可能」というだけです。
握力があると良いピッチングができるなどの野球における良い影響があるのは間違い無いので、強いなら強いで良いことです。
今回はホームランを打つために握力が必要か?というピンポイントな部分の話です。
握力がある事によって重い球に対して振り負けなくなるメリットがあるとは言われています。
ただ、実際これには科学的根拠が出ていないのです。
多くの人が野球について研究をしているにも関わらず、握力UPが飛距離U Pに繋がると明言していないのでは信憑性は弱くなりますよね。(実際に僕自身どの本でも見たことがありません。)
研究者や文献で最も明言されているのは「下半身の回転が飛距離を生む」ということです。
実際に試してみるとわかるのですがバットを振る際に両足を完全に固定した状態だと全く飛びません。
下半身の回転力を高めることでバットがボールに当たった時の上半身のパワーを余す事なく使うことができ、飛距離が伸びるのです。
まとめると、握力<<<下半身の筋肉という構造になります。
野球部=走るというイメージが強かったりしますが理由があって走りまくっているんです・・・。
僕は野球研究者では無いので偉そうなことは言えませんが、「証明されていない握力を鍛えるよりも多くの人が提言している下半身を鍛えることが最も効率的」だと思いませんか??
握力の筋肉では無く下半身の筋肉を鍛えよう
握力は、前腕部や上腕部の筋肉のはたらきで力が発揮されます。
手をグーパーすると動く筋肉がそれです。飛距離を出すためにはこの筋肉では無く以下の筋肉を鍛えるところから始めましょう。
そして下半身で鍛えるべき筋肉がこちら
①臀筋群(でんきんぐん)(お尻の筋肉)
②大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)
③ハムストリングス(太もも後側の筋肉)
④内転筋群(太もも内側の筋肉)
これらを鍛えることが飛距離に直接影響しやすいです。
スクワットなどでも鍛えることも可能ですが本格的かつ手軽に鍛え始めるならジムの器材を使うと効率的です。
最近流行っているチョコザップなら下半身を中心的に鍛える器材が揃っています。
月額も2,980円とジムにしては安めの価格設定になっているのでこれから運動をしようと考えている方にはオススメです。
まとめ:握力を上げるだけではホームランは打てない
野球で結果を出すためには筋力は必要不可欠です。
ただ、日頃から鍛えてないとなると全身をいきなり鍛えるのは難しいのでまずは重要な部分から鍛えて楽しい野球生活を送って下さい!