草野球やるんだけど初心者でどのポジションをすればいいか分からない・・・
今回はこのように考えている人に向けた「草野球初心者におすすめできるポジション」についてまとめた記事となっております。
結論、初心者だったら以下のポジションがおすすめです。
外野・・・センターorライト
内野・・・セカンドorファースト
え、セカンドとかセンターって守備の要じゃないの?
と思った方もいるでしょう。
確かにプロ野球やメジャーリーグなどの本格的な野球になると超重要ポジションですが、初心者も混ざる草野球であればこちらのポジションの方がこなしやすいです。
私自身、草野球チームを運営していますが未経験の方はまずはセカンドかセンターに入って貰っています。今回はその理由について深掘りしていきますので是非最後までご覧下さい。
プレッシャーを感じる必要は全くないから楽しむべき
この記事を読んでいるあなたは「初心者である自分が試合に出る」ということ自体にプレッシャーを感じていませんか?
いきなり経験者に混ざって迷惑をかけるんじゃないか?と思うかもしれませんが、そういった考えは一切不要なので安心して下さい。
理由は2つあります。
来てくれるだけでありがたい
初心者を交えて運営しているチームのほとんどが来てくれるだけでありがたいのです。
あなたが来てくれなかったら試合も練習も出来なかったかもしれません。
プレーで貢献できないとしても「参加する」という行動を取ってくれたことに皆感謝をしています。
ミスは想定内
最初からミスなくプレーできる野球初心者なんて存在しません。
チームに参加する前に初心者ですと伝えてあれば、周りの皆はミスを想定しているのです。
スラムダンクの桜木花道と流川楓みたいなもんです。
なのでミスを恐れてプレーする必要はありません。
必要なのは「楽しみたい、上達したい」という気持ちです。
外野をするならセンターかライトがおすすめ
③センターがおすすめな理由
プロ野球=センターは足の速くて守備範囲が広い
このようなイメージは多くの人が持っています。
センターには高確率でボールが飛んでくるため守備の上手い人を起用します。
なぜセンターによく飛んでくるか?それは野球の基本はセンター返しだから
基礎基本を徹底しているプロ野球選手ほど打球はセンター方向に飛んで行くのです。
ただ、草野球にはこの法則は当てはまりません。
草野球は「来た球を自分のタイミングで打つ」という人が多いのでタイミングが前後してレフトやライトに飛んでいくことが多いです。
1試合通してボールが飛んでこなかったなんてこともあります。
④ライトがおすすめな理由
上記の理由から飛んできやすいのはレフトかライトです。
ただ、飛んでくる比率は圧倒的にレフトが多い傾向にあります。
右打者が多く引っ張りの打球の方が多い為です。
また、右打者がライト方向に飛ばす場合は流し打ちになるので、引っ張りに比べて打球の勢いも弱いです。
初心者の外野手向け練習
・高いフライボールを投げてもらう
外野手の基本はフライボールの処理です。
フライボールを取れるようになるためにはボールがどこに落ちてくるか?を予測して動く力が必要となります。
落下地点を予測する力をつけるために、練習相手にボールを思いっきり上に投げて貰って捕球する練習をしてみましょう。
ノックでも良いのですがボールの高さを作って狙った所に打つのは相当のテクニックが必要なので投げて貰った方がお手軽です。
・ボールを体で止める
外野手がボールを後ろに逸らしてしまうと長打になってしまいます。
練習方法はキャッチボール時にバウンドや横振り球をランダム投げて貰って捕球するのがおすすめです。グローブか身体に当ててでも前に落とすという気持ちを持って取り組みましょう。
外野まで飛んでくるボールは勢いが弱くなってる場合が多いので恐れる必要はありません。
内野をするならセカンドかファーストがおすすめ
①セカンドがおすすめな理由
外野編でも書きましたが、草野球は右打者の引っ張りの打球が多いです。
なので比較的飛んで来にくいという点と送球の距離が短いという点が大きな理由です。
軟式野球の塁間の距離は約27メートルで、実際のセカンドゴロからファーストへの送球距離は半分程度です。
サードショートと比べて飛んでくる打球の勢いが弱め+送球距離も短いという点でセカンドはおすすめとなっています。
ゲッツープレーや牽制など細かな動きが多いセカンドではありますが、初心者であればそこまで気にする必要は無いので「慣れるまでは来た球を取ってファーストに投げる」のスタンスでOKです。
②ファーストがおすすめな理由
ファーストにも同様にボールが飛んでくる頻度は比較的少なめです。
ただ、ファーストには「内野手が投げてくるボールを捕球する」という特殊な役割があります。
投手が打ち取った打球を内野手が捌き、ファーストに送球しても捕球が出来なければアウトにすることができないですよね。
試合中高頻度でボールに触る機会があるので今回紹介した上記3つのポジションよりは比較的難易度は高めかなと個人的には感じます。
難しいように書きましたがキャッチボールでの捕球ができればある程度の形にはなるのでそこまで心配する必要もありません。
初心者の内野手向け練習
・正確な場所に投げる
内野手をやる以上、送球がきちんとできるようになりましょう。
これに関しては基本のキャッチボールを大切にすることが非常に重要です。
意識することは相手の構えた場所に正確に投げるということです。
投げ方も意識すればベストですが、直すのには相当な時間がかかります。
本格的に毎日練習するわけでは無いと思うので、投げ方は問わず狙ったところに投げられるようにして行きましょう。
ボールの正面に入る
飛んでくるボールを正面で捕球することで捕球率を大幅に高くすることができます。
基礎からしっかり練習するならペッパーという2人でできるトレーニングがおすすめです。
・5メートル幅くらいで目印を2つ置く
・ボールを投げる人が目印よりも少し外めを狙ってボールを転がす
・捕球する側は、腰を落として低い姿勢を保ったままでボールを捕球する
・転がってくるボールを正面から捕球することを意識する
という練習内容になっています。
この練習のポイントは短い回数で良いので、1回1回素早く行うことが大事です。
まとめ
あくまでも初心者向けというだけであって他のポジションをやってはいけないという事ではありません。難易度がワンランク上にあるという印象だけ持ってもらえたら大丈夫です。
自分が興味のあるポジションにチャレンジしていくのも楽しみ方の1つなのでどんどんやってみましょう。